定期健診の重要性

歯周病の場合

歯周病は自覚症状が出にくく、知らない間に病状が進んでしまうことがありますので、定期的な検診・検査が大切になってきます。
症状にもよりますが、半年から1年に一度は検診を行うことが理想的だと考えています。

義歯(入れ歯)の場合

義歯・入れ歯を使用していると、歯肉部分や歯にかけた金属部分に変化が起こります。また、適合が悪いまま使用していますと、残っている歯や歯肉に悪影響を及ぼしますので、定期的な検診が必要となってきます。

子供の場合

乳歯と永久歯の生え変わりの時期に気がつかないうちに虫歯になってしまうことがありますので、定期検診をおすすめしています。

奥歯の場合

奥歯は歯磨きがしづらいところなので、歯磨き指導では利き手の反対側の奥歯からまず磨き始めることをお勧めしています。

定期健診の内容

  • 歯ぐきの検査
  • 歯垢・歯石の除去
    特に歯石は歯磨きで除去できません。歯垢が歯石になる前に定期健診できれいにしましょう。
  • 歯みがきのチェック
  • 動揺度のチェック
    前後左右上下の揺れをチェックします。前後の揺れは固定をして改善を促します。上下の揺れは要注意、身体は異物と認識し排除したくなっています。
  • 歯周ポケットのクリーニング
    掃除をしないとどんどん歯石がたまって、歯を支える骨を溶かしていきます。
    歯周病は、毒素を出して歯の周りの骨を溶かす病気です。
    健康な状態では、造骨細胞と破骨細胞のバランスが取れ、骨は新陳代謝で保たれますが、歯周病が進むとそのバランスが取れなくなり、歯はまるで砂で固めた棒倒しの棒が倒れるようにぐらぐらとなり、抜けてしまいます。

ロイテリ菌とは?

母乳に含まれる善玉菌で、数多くのプロバイオティクス(有益性が科学的に証明された生きた微生物)のなかでも優れた効果とエビデンスが確認されています。

体内の細菌バランスを整え、免疫システムの強化、病原菌の駆除、腸を丈夫にするなど様々な役割を担っています。

“身体の地力”を底上げして、“健康寿命をサポート”してくれます。

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正しいブラッシングのポイント

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